EZ-05 ドライバーヘッドに実装されている
ネック調整をテストしてみました。
🔴実験ドライバー 44.5インチ/ヘッド重量 227g --振動数 148cpm
🔴ボール スリクソン X
ロフト角度だけ、ライ角度だけ、フェース角度だけ、
を調整することは出来ず、
複合で変化する仕組みです。
添付されている レンチ は
トルクレンチ になっており
締め付け時、「カチッ」音が鳴り、
締め付け規定値以上かからないようになっています。
(ちょっと怖いですけどね)
ネジを舐めたりしないよう
グリップを下にして クラブを垂直に立てて
締め付けるコトを推奨いたします。
ヘッドの標準値(Nマイナス)は
ロフト角度 10.0
フェース角度 0.0
ライ角度 59.0 です。
ネック部の 表と裏に Nプラス Nマイナス
と表示があり、それを目安に
LOW1 9.5 -0.5 59.5
(固定位置 Nマイナス寄り)
LOW2 9.0 -1.0 60.0
LOW3 9.5 -0.5 60.5
N+ 10.0 +0.5 61.0
HIGH1 10.5 +0.5 61.0
(固定位置 Nプラス寄り)
HIGH2 11.0 +1.0 60.5
HIGH3 10.5 +0.5 59.5
合計で8通りの ライ、ロフト、フェースの組み合わせです。
3人のお客様に
❶ LOW2 9.0 -1.0 60.0
❷ Nマイナス 10 0 59.0
❸ HIGH2 11 +1.0 60.5
を打って頂きました。
打ち出し上下角度(平均値)
❶ 11.3度
❷ 13.2度
❸ 14.9度
縦のスピン量(平均値)
❶ 1761cpm
❷ 2155cpm
❸ 2487cpm
という 数値通りの結果 と相成りました。
✋打ち出しの左右角度に
大きな差はありませんでした
元々のヘッドの性格が スピン抑制が強いので
どのロフト角度にしても かなり低めのスピン量 です。
低めの球質の方やヘッドスピードに自信の無い方には
9.0~9.5 は かなり手ごわい かも知れません。
やや 長めのセッティングが良いかも。。。
また 球質ですが、
これも 元々のヘッドの性格が スライスキラー の為
ロフトが大きくなる に ライ角度のアップ、
フェース角度のプラス が加わるので
ロフトを増やすほど 右回転体質が薄れ
❶ と ❸ では 左回転が約400cpm 増えました。
やはり 右回転気味で
弾道の高さやスピンの多さ に悩む
飛距離アップ希望のゴルファーにとっては
かなりの お助けドライバー に成り得るヘッド です。
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