初めて悶絶クラブを手にすると、
初めて悶絶クラブで打つと、
恐らく全員が驚くことになると思います。
多くの人が
ご自分の基準 ☞ 柔らかい
ご自分の基準 ☞ ヘッドの重たい
は 今のクラブと比較して10%以下
硬さの目安である振動数が
260cpm ☞ 245cpm
軽量スチール装着の5番アイアンのヘッド重量
240g ☞ 255g
位だと想像されていると思います。
ところが 悶絶クラブはスペック(仕様)によっては
260cpm ☞ 150cpm
240g ☞ 300g
になってしまうのですから
想像以上の「すごさ?」に驚くことになるでしょう。
シャフトが柔らかくて、ヘッドが重いと
自分の動きによってクラブはそれを倍化するような
そんな感じです。
特にヘッドを振りまわして
クラブの機能を無視し、自分の技巧によって
ボールを打っていた人には
その柔らかさによって、その重さによって
それが封じられてしまうでしょうから
ちょっと大変かもしれません。
自分が腕さばきで クラブを動かしていると
柔らかい&重いの複合体は
自分の手さばきへの反応が鈍く、動かし辛く
思った通りになってくれません。
こんな質問頂きました。
「試し打ちのクラブを打ちました。
テークバック(ストローク)の初期に
ヘッドの重さを‼感じてしまいます。」
これは違和感…と言う意味だと思いますが、
このご自分の言葉に、ご自分のショット(テークバック)や
ストロークの謎というか、問題が隠れています。
ゴルフクラブは
自分が動くと、それが持たれているグリップ部が動くので
当然、その分ヘッドも動きます。
クラブヘッドが重くても、シャフトが柔らかくても
軽いものや硬いものから比較しても
重くなって、動かし辛いのは
「クラブ」であって、ヘッドでは無い筈です。
ヘッドが重い…ということは
ヘッド自身を動かそうとしている ということです。
グリップを動かして、その分ヘッドを動かすのと
ヘッドだけを動かすのでは
ゴルフクラブの ロフトやヘッド姿勢、クラブ姿勢の
変化が激しく(多く)なり、
その分安定したショットやストロークの可能性が下がり
ゴルフに良い影響を与えません。
どんなクラブであっても
シャフトには 硬さや柔らかさ 軟度が存在し、
ヘッドには 軽さ重さはあっても 集中した重量は存在します。
重くて振りにくいから それを無くす(減らす) という発想は
クラブは一切頼らず 自分で打つという事です。
クラブの機能は無視したい、邪魔されたくない という事です。
少し言葉は悪いかもしれませんが、
そう思うのなら、ファッション以外で
クラブを買い替える理由はありません。
多くの人がそうですけどね…。
ゴルフクラブには先人たちの数百年蓄積された知恵が
集まっており、私個人も悔しいのですが
その知恵を上回るようなものを考えつきません😱
✌ ✌ ✌ ✌ ✌
悶絶クラブは ものすごくハッキリ主張をするクラブです。
扱い方でダメなモノはダメ とはっきり言います。
当たり前と言えばそうですが、その典型例が「重さ」です。
今までは気にしなかったかも知れませんが、
これからは「重さ」を敏感に感じてみて下さい。
✊その重さが「いつ」生まれるのか?
✊その重さは「どの」方向に発生するのか?
そして その重さは
✊自分の動作をしていきたい方向との関係はどうか?
✊打つボールの方向との関係はどうか?
ゴルフクラブ全体の重量配分や
クラブヘッド、クラブの形は
打ち手が打ち易いよう、
繰り返し打てるよう、
少ない力でボールを飛ばせるよう、
体を痛めなくても練習できるように
考えられて作られています。
スイング中に重さを感じる ということは
その自分にかかる 重さの時期や方向が
自分の次に「行きたい方向」に対し負荷、邪魔になっている
という事です。
クラブのその重さに促進され 動作が出来、
ボールを打て、振ることが出来れば
クラブの重さは感じません。
☞特に切り返しからダウン~フォローまで
テークアウェイは重力に逆らう動きなので
多くはありませんがなにがしかの重さが掛かります。
それであっても
その方向は望ましい方向でしょうか?
テークアウェイは
トップの位置からボールを打っているための準備です。
動作そのものも
ボールの飛球方向とは概ね逆方向に動き
巻き戻しのようなモノですから
その逆方向への重さの増幅は
ボールを打つ方向にとっては不必要、最低限でいい筈です。
そういうのも とても参考になると思います。
恐らく 現在活躍するトッププロも含め、
レッスンプロですら、雑誌やテレビ、誰かの言葉
によって 漠然と、ぼんやりと
『スイングってこういうもの』
『ダウンスイングってこうやる』
『ボールってこう打つ』
と言う程度だと思います。
ゴルフクラブとスイングの関係なんて
考えている人は殆ど居ません。
でも、ゴルフは「自分」の個人プレイで
現場に出ると 頼りになるのは
自分自身とゴルフクラブだけ です。
そのゴルフクラブに
使い方を教わり、使い方を考え
その機能を利用する方がずっと楽しいと思います。
ゴルフクラブはホントにすごいです!
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