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クラブのセッティング…の話し 中編

執筆者の写真: スポルテ ハミングバードスポルテ ハミングバード

 1W 252cpm …重心距離 41.5mm

3W 258cpm …重心距離 39.5mm

5W 264

7W 267

5U 272

6Ⅰ 317cpm 👈軽量スチール ...重心距離 37.5mm

7Ⅰ 321

8Ⅰ 331

9Ⅰ 335

PW 341

48 342

 ...PWと同じ長さ

52 347

58 339


一番気になる部分は

仰られる通り、ウッド系とアイアンに

かなり大きく

 『シャフトの硬さ』に開きがあるコトです。


ウッドシャフト… 特にドライバーは

ヘッドの方にがんじがらめのルールが施工され

ヘッド側では『飛ばし』を求められなくなったので

シャフトを急激に『柔らかく』しました。


  飛ばすためにね😌


この10~15年で急激に…ですね。

Aさんのシャフトも 表示上、男性用の S-シャフト ですが、

15年、20年前であれば

 市販品の レディース Lシャフトクラスの振動数😧😧😧


15年、20年前であれば 男性用の S-シャフトは

シャフトの特性や重量などにより 幅はありますが

 振動数『270cpm越え』でも おかしくありませんでした。


この変化が起こった… 良い変化…進化だと思いますが、

アイアンのシャフトは 旧世代のダイナミックゴールド基準の

シャフトの硬さから 全く変わっていません。

ドライバーシャフトが 250~255cpm であれば

多少の幅はあっても  270~280cpm 位。


これでも かなり 開き~離れがあって

ヘッド重量が軽く、重心距離も短いアイアンが軽く感じてしまい、

タイミングなどの違い、

ボールの置き位置の差が大きくなり、

ミスの要因になります。


ドライバーシャフト  250~255cpmに 対し

アイアンシャフト(#6) 315~320cpm は

表記で言うと ドライバーが S-シャフトであるのなら

アイアンは XXXX-シャフト(もっとカモ…🙄)

を組み合わせていますから 問題を生み易い。


 ここは 絶対に 調整した方が良い(寄せた方が良い)と思います。

ドライバーが柔らかく、アイアンが硬い は

ドライバーが重く、アイアンが軽い になり易く

(人によっては逆の感覚もある) だけでなく


実害として

①ボールの置き位置に伴う アドレスの狂い

②ラフから等のアプローチにタッチが出難い

があります。


①ボールの置き位置に伴う アドレスの狂い


 は 硬いシャフトほど 中寄りにボールを置くことになります。


 それは 通常時は良いと思いますが、

 雨風気温などによる コンディションの不良時、

 予選通過、プロテスト合格などによる重圧下…等

 他のことに意識が行き易い場面で

 アドレスの向きのズレ を誘発しますので

 ウッドの話しでもしましたが ほどほど

 許される範囲のボールの位置になる

 適切な シャフトの硬さ~柔らかさ が良いと思います。


②ラフから等のアプローチにタッチが出難い


 ウッドに対して ウエッジが強烈に硬い。


 ドライバーに対して 振動数が100cpm近く 高いと

 日頃から アプローチショットであっても

 やや強め、やや大きめのスイングになります。


 緊張感のある 何かの分かれ目になるショットを

 ラフから打つ場合、

 その距離感がとても重要になるのですが、

 その場面で その硬さはヘッドの軽さ になりますので

 ほぼ 必ず ガツンと入ることになり易く

 想定の球筋、距離になりません。


 同時に ヘッドが感じにくい、軽いヘッドは

 アドレスから 初動が動き出し難い ので

 アドレス時間が長くなり

 緊張感が増してしまう可能性も 上がります。


 😊クラブのセッティングを煮詰めて置いた方が

 色々な場面で 足を引っ張られない だけでなく

 助けにもなるので 考えて セッティングした方が良いですね。

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