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執筆者の写真スポルテ ハミングバード

ゴルフクラブ選び の 典型的パターン

平均的なオジサンゴルファー の

クラブ構成を推測、想像し、

どんなことが起こり得るのか考えてみます。


ドライバーは 某社の人気ドライバー

全体のパイが極端に減ってはいますが、

いまだ人気度は高く、

実はその秘密はシャフトの「柔らかさ」にあったりします。

他社メーカーに比べ 同じSシャフト・Rシャフトでも

振動数でいうと 20cpm以上低め に設定されています。




フェアウェイウッドを得意! というゴルファーは

多くないので ドライバーと別の銘柄 や

昔のものを バックの重し 程度に入れているケースは

少なくないようです。

ドライバーと比べ 1スペックも2スペックも硬めのシャフト…

それで「地面に置いてあるボール」を打つのですから

苦手の解消どころか、ゴルフバックの飾りになるのは

致し方のないところ・・・。


ユーティリティ。。。と呼ばれるクラブですが・・・

流行もありますが、単価もフェアウェイウッドに比べ安く

(アイアン用のシャフトの方が価格が抑えられますから)

フェアウェイウッドの構成やアイアンの番手始まり によって

1本~3本位入っています。

このクラブの存在は微妙で

ドライバーよりもかなり硬く、フェアウェイウッドに近い硬さ、

そして アイアンよりもやや柔らか目の存在です。

たまに・・・ ですが 当たれば飛ぶけど

 いまいち不確定要素の高いクラブ といった感じになるでしょう。


問題なのは アイアン です。

メーカーの売る側の都合によって

単価を抑えるため

軽量スチールなど スチールシャフトのセットしか

店頭には並ばない状態です。



理由は分からないのですが、

軽量スチールが主になって以来、

ヘッドは軟鉄、小振り化が促進され

どんどん ヘッドは軽く、小さくなっています。

ドライバーの大型化に反して…です。

・・・本格的志向・・・が理由かな???





ドライバーの硬さが230cpmとすると

アイアンはそれは 290cpm


230cpmに相当するアイアンの硬さ

同じ。。。と考えられるアイアンの硬さは 250cpm前後ですから

4スペックは硬い のです。

ドライバーを R シャフト とすると

アイアンは X 相当の硬さ ということです。


コースではそれを 交互交互、一球ずつ交互に打つのですから

ドライバーがうまく行けば

アイアンはトップ、ひっかけ

アイアンがうまく行けば

ドライバーはダフリ・天ぷら・右への押し出し(スライス?!)

になって当然と言えば当然なほどの違いです。


空中に浮いているボールを打つ 柔らかいシャフトのドライバー

地面に置いてあるボールを打つ 硬いシャフトのアイアン


練習でもアイアンがボールに届かないトップ

届かせようとして届きすぎるダフリ の頻度が多くなり

ドライバーに似たボールの置き位置ではうまく当たりませんから

徐々に徐々にボールは中、右寄りになってきます。

番手によっても違ってきたりします。


ボールを中に置くと

 トップ・ダフリの上下のミスは減るかも ですが

今度は 右左への左右のミスが増えてきます。

練習・・・は圧倒的にアイアンショットが多いですから

そのアイアンよりも かなり左に置いてあるドライバーにも

その左右方向へのミスが増えてきます。



シャフトが硬い ということは

ヘッドの重さが感じにくい・・・ということでもあり、

アイアンはドライバーに比べ ヘッドが小振りですし

スチールシャフトなので ヘッドのそのものも軽い、

しかも 当たり前ですが、ドライバーよりも短いアイアンで

練習を繰り返すと クラブを振り回すスイングは自然に自然に

体に刷り込まれていきます。


有名メーカーのクラブは間違っていない

最新のクラブは間違っていない

間違っているのは自分、自分のスイングだ と

何が何だかわからなく、ただボールを打ち続けることが向上

を信じて 迷路の深みにはまっていくのです。

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