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執筆者の写真スポルテ ハミングバード

硬いシャフトから始まる『アプローチ問題』⑤

店長「硬いシャフトでゴルフを覚えると

 より硬いシャフトを好むようになる…。


 ゴルフにクラブターンは必須ですけど

 それって カラダの向きを変えれば良いんですが、

 シャフトが硬いと それではボールに届かない です。



 ですので ハンドターン、フェースローテーション と

 ハンドファースト という 相容れない

 相反する課題に取り組む のですが

 繰り返しますが、相容れない関係ですので

 解決はしません。 」


質問「ゴルフスイングの謎のひとつ でした。」


店長「スライスしていると フェースが開いているから

 と言われますので フェースを閉じなくてはならない、


 本当の意味は 回転の横のフェースでは無く

 縦のロフトの方なんですが…

 一般的には フェースの右左の向き と考えます。


 フェースを左に向けるには

 スイングの弧の一番膨らむところ よりも 先

 もしくは 一番膨らむところ、

 よく言われる 最下点にしなくてはなりません。


 ちょっと分かり難いですが、

 上から見た 左右、横方向の ヘッドの一番膨らむところ が

 横から見た 上下、縦方向の ヘッドの一番膨らむところ(最下点)

 になる訳じゃあないんですが、

 ・・・・・・・どちらも カラダの姿勢 が大きく影響しますので

 最下点、そして それよりも先 で

 インパクトを迎えよう としたら

 上り際 で打つコトになり易い です。


 つまり、ボールよりも手前が最下点になるのですから

 ダふり易く、トップし易くなります。



 アマチュアにとっての 一番多いミス です。」

質問「言われてみれば それはそうっすね。」


店長「あとは 女性にも多いと思うんですが、

 スライスの問題、ダフリの問題 そう言うのが徐々に解決、

 解決はしなくとも 深い悩みで無くなると

 おそらく 最大の問題が控えています。」


質問「ええええええ! ナンでしょう❓」


店長「ゴルフをやっている限りは付いて回るコト

 になると思うのですが、 アプローチ です。」


質問「!!!!!!!!!」


店長「アプローチに限りませんが、

 ざっくりとですが

 同じクラブを同じヘッドスピードで打っても

Ⓐ立ったロフト 上から入る

Ⓑ寝たロフト 横(下)から入る は

Ⓐ前者はスピンが多く、打ち出しは低く

Ⓑ後者はスピンは少なく、打ち出しは高く なります。

 それと 

Ⓐ前者は前に進み易く、上に上がり辛く、

Ⓑ後者は前に進む辛く、上に上がり易い 特徴があります。


 アマチュアには必要ないかも知れませんが、

 プロ であれば その二つを組み合わせて

 その場、その場に対処して行きますが、

 ショットの、通常のショットの基本は前者です。

 硬いシャフトでボールに届き難い から スタートしている

 ゴルファーにとっては 後者は出来るけれど

 前者は出来ない になってしまうのです。


通常のショットの場合ですと

 少しダフリ気味 とか、少しトップ気味とか も

 ヘッドスピードがあるので 誤魔化すことが出来ますが、

 アプローチという 距離の制限、速度の加減が

 必要なショットの場合、後者

〇寝たロフト 緩い~横(下)から入る は

 最も難易度の高いショットに該当します。


 距離が短い、速度の加減をする と

 ロフトを寝かしている(バンスが張っている)

 入射角度が緩い(横から、下から入っている)為

 地面に干渉し易く、

 速度を多少上げても ボールは 前に行かず、上に逃げます。

 どの位 とは言えませんが、

 普通の

〇立ったロフト 上から入る

 に比べると 上げた速度分が距離になり難い です。

 速い運動/動作はミスの原因になり易いですし

 無駄な大きなスイングになり易い 上に 距離加減が難しく、

 アプローチに練習を割かないアマチュア向きじゃあないんですが、

 硬くて ハンドファーストを誘発されないクラブで

 ショットを覚えた人にとっては選択肢が無いんです。


 ですので 普通のアプローチだけ に限らず、

 バンカーも上手く行き難い、バンカーが出ない、苦手・・・

 昔…30年前のクラブであれば、市販品であっても

 320g~ヘッド重量のあるウエッジは 結構ありましたが、

 今は 有って290gです。

 ラフやバンカーなど ボール以外の負荷がかかり易い

 ショットは ヘッド重量がかなり効く んですが、

 それも無いので、それを人為的👉スピードで作るしかないので

 足場の緩いバンカーなんかは 女性には酷だと思います。」

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