ご質問頂きましたので
<質問です>
Q: 硬質のディスタン系の球をお勧めする理由
はどのようなロジックでしょうか?興味があります。
ボールの柔らかさ に関してですが、
ドライバーであっても、アイアンであっても
金属質とゴム質 のヤング率(歪み率)は
200倍以上差があります。
20年前に比べると ツーピース~多層系のボールは
実は 歪みにくくなっています。
無駄な歪みが無いので飛ぶのです。
柔らかい と感じる(実は錯覚しています)のは「音」です。
表層や二層目に ポリマー・イラストマーなどの
吸音材 が多用されているのが理由で、
実際には ボールはどれも 硬く? なっています。
勿論 ボールは好き嫌い、好みで良いとは思いますが、
柔らかさ(音に)に固執する必要はないと思います。
悶絶クラブであれば いや! と言うほど
ボールは潰せるので 硬質系のボールでも
十分潰せますし、いい音も出せます。
ボールの重要性は 同じ球を使い続ける コト です。
そう言う意味で 硬質なボールの方が 安価な場合が多く
そういう意味合いで 硬質なボールをお薦めしています。
予算が許せば どちらでも良いかな とも思います。
これは余談ですが、(ボール質にもよりますが)
一般的な練習場のボールで 良い球 を打っていると
実際のコースで使うボールでは
スピン過多、弾道高め になってしまう可能性があります。
ユーティリティクラブ、フェアウェイウッド、ドライバー あたりでは
すこし 失速する位が良いと思います。
私 個人の場合で言うと 元々弾道が低いので
6番アイアン以上のクラブが失速し、
全部 同じキャリーになってしまいます。
それを無理にあげようとするのは 良い練習になりません。
練習場では 距離を重視せず
弾道の高さを揃える練習をした方が良いと思います。
Q: 3Wと7WとUTは、ミステリーを考えていますが、
どのモデルになるのでしょうか?
店長さん的にはSYBとミステリーはどうお考えですか?
形状の好みもあるとは思いますが、
SYBの W422V は ロフトの一度大きく
性格的にも上がり易いヘッドです。
打ち出しがやや高めの スピン少な目タイプとお考え下さい。
#3-14.16.17.
#5-19
#7-22
#9-25
#11-28
一方、ミステリーの HT-411 は
性格的にはオーソドックスなタイプ
打ち出しが中弾道 W422Vに比べると スピンはやや多め です。
#FD-14.15.16.
#5-18
#7-21
#9-24
性格も含め
番手とロフト構成で選ぶ方がよいかな と思います。
UTはミステリー一本なのですが
ロフト構成は
#3-19
#4-22
#5-25
#6-28
その組み合わせになると思います。
✋3番に相当するモノは
元々の球質、ウッドに対する自信 にもよりますが、
大きめのロフトを選んだ方が良いと思います。
無理に3番を選ばず 5番からでも良い場合もあるでしょう。
その場合は 18度のロフトのミステリーの方がよいかも ですね。
ウッドとアイアンの間に ユーティリティクラブ を入れるか否か
にもよりますが、それによって
残りのもう一本のウッドを選ぶと良いと思います。
ウッド、ユーティリティ共に
きつい番手、キツイロフトは選ばない が
基本だと思います。
番手間の長さの違いなど ヘッド重量で変えられますので
一度に造らない場合(何回に分ける)であっても
どういう構成にしておくか 先にご相談ください。
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