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ゴルフスイングと軽いヘッド、硬いシャフト➃ 女性編


 ①40代の女性のお話し なんですが、

 やり始めて まだ間もない状態 で

 今は貰いもの のクラブで 軽いレッスンを受け始めた

 ところ です。


店長「男性用のお下がり・・・スチールシャフトです。

 それを まだ速度の上げられない、

 ドライバーのヘッドスピードで言うと 25㎳

 行くか、行かないか の女性が使う訳ですから シャフトは動かない、


👉シャフトが動かないから グリップが押されない、

👉グリップが押されないので ハンドファーストが出来ない、

👉ハンドファーストが出来ないから ボールに届かない、

👉ボールに届かないから 早めにリリースする、

👉早めにリリースするので 当たっても ボールはつかまらない、

👉早めにリリースしてしまうので クラブと腕が

 からだの回転から離脱してしまう、

👉クラブを振るコトになるので 遠心力のせいで

 トップとダフリの繰り返しになってしまう。。。。。


 という ループに入ってしまっているのです。」


質問「キツイっすね…。」


店長「それによって 左右のグリップの形、関係も離れ気味

で定着、覚えてしまいますし、

それに準じたアドレスになる…。

ものすごく よくある パターンだと思います。」


店長「冷静に見るとそうなんですけど

 始めたばかりの女性にとっては

 …私が下手だから… …私はゴルフ向きじゃないんじゃないか

って感じてしまうのは 至極当然だと思うんです。


 女性やシニアの場合、当たっても 速度が低いですから

 ボールが浮き難い、距離が出ない、

 クラブを振り回すコト になるので

 それを支えるグリップ、アドレス になり、

 長い重い棒を振り回す為の技術ばかり が身に付きます。

 本来、全く要らないテクニックばかりです。」


質問「クラブで改善できるんですよね❓」



店長「はい。その方にもちゃんと説明しました。

 クラブ単体を振り回すコトを前提にした

 女性用市販品のように 軽いヘッド では無く、

 ある程度 しっかりしたヘッド重量を選び、

 ヘッドスピード25㎳でも 十分、動くシャフトを使えば、

 打つのは自分…ですけれど、

 低いトコロにあるボールを拾ってくれる、

 ボールに当てさせてくれる のはクラブの役目 です、って。


 重めのヘッド、柔らかいシャフト を打って頂くと

 始めは ダフリ気味、クラブの重さに苦労するのですが、

 10分もしない内に慣れて来て、

 案の定と言えば 案の定なんですが、

 ボールに当たるコトと低いトコロにあるボールを拾うコト

 それを 自分でやっていた要らない技術からは開放され始めます。


 ボールに届かない、当たらないから と言って

 クラブ単体を振り回す コト が良いのか、

 それをする為の 軽いヘッド、軽いクラブが良いのか、

 クラブ単体は動かさず、自分が動いた方が良いのか、

 それであれば ヘッドが重くても負担は少ないですから

 重いヘッドにした方が良いのか・・・


〇長い棒は振り回すモノなのか

〇長い棒が故に 振らず 自分が動くのか


 その概念みたいなモノも クラブによって形成される

 可能性が非常に高いのです。


 ゴルフショットは かなり複雑な立体の角度 によって

 構成されます。 打つ地形や傾斜もかなり変わります。

 自分が動かず クラブを振る方が良いのか、

 クラブを動かさず 自分が動く方が良いのか、

 その分かれ道は クラブが握っている、

 自分が使うクラブ次第です。


 この感覚というか、思い込みはゴルフをしている限り、

 ずっと続いていくのですが、

 シャフトはヘッドを動かすモノ、役割なのか、

 シャフトはグリップ・自分を動かすモノ、役割なのか、

 ある意味、ソレは正反対の関係にありますから

 形成されていくスイングも全く別なモノになって行きます。


 今回の①のケースは女性のケースだったのですが、

 なんとなく…ですが、かなり多くのゴルファー、

 女性に限らず アマチュアのゴルフの始まり の

 該当するんじゃないのかな って思います。」

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