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出来るだけ『避けたい』クラブのセッティング例

店長「ゴルフクラブを造る時、セットする、セットの流れ

 を作る際、とても注意するコトがあります。」


質問「それって 大事そうですね。」



店長「例えば…ですが、アイアンシャフトを新しく製作した。


 芯金(マンドレル)から、グラファイトの素材、シート、レジンの量や質、

 剛性や強度、キックポイント なんかもそうなんですが、

 吟味するんですけど、

 そういうのを 台無しにしてしまうセッティング、

 組み付け って言うのがありますし、

 実は 殆ど、と言っても良い程…多数、ものすごく多く見かけます。


 アイアンの場合ですと、

 まぁ 上は5番辺りから、

 下はウエッジまでの 7本とか、8本 というコトになりますが、

 そのシャフトの硬さ、タイミングの流れを

 出来るだけ同じように、許容範囲の中に収めないと

 剛性や強度、キックポイントなんか 全く無意味になってしまいます。


 8番だけが 流れに沿わず 柔らかい とか、

 ハーフショットなんかで 使うコトの多いウエッジが硬い、

 とか 全番手が似たような感じで打てる、

 を作っておかないと そのシャフトの特性も活かされない

 だけじゃなくて ミスショットも生まれ易いですし、

一番 困るのは 正しいのに ミスになる という

 混乱を巻き起こしてしまうコトです。」


質問「今になって クラブセッティングを知っているから

 分かるんですが、とても 多そうですね。」



店長「実際の場面で言えば、

 アイアンを使う場合、真ん中の距離が出てきたり、

 風が吹いていて 番手を迷った場合 がありますよね。


 仮の数値 で言うと 5番アイアンから

⑤200 ➅205 ⑦210 ⑧215cpm

 という変遷、推移が正常だとします。


 ところが 組み付けたモノが ちょっと極端にしますが

⑤200 ➅223 ⑦206 ⑧238cpm

 だったとすると

 6番と7番 どちらを打とうかな~ って時に

 6番だったら硬めになってしまってますから

 引っかけ や トップ が出易く

 7番だったら柔らかめになってしまってますから

 プッシュ や ダフリ が出易くなってしまったりするのです。


自分のいつも通りの 自分なりに正しい が故に、です。」



質問「一般的には 自分のミス ~自分の間違い って

 思うんじゃないです❓」


店長「はい。 混乱しますよね。

 そういうコトを引き起こすセッティングは

 出来るだけ 回避しなくてはイケナイのです。


 コレ よく言われるのですが、

 アマチュアはミスするのモノで

 アマチュアだから 関係ないんじゃないですか❓ って


 いやいやいや アマチュアだからこそ

 そういう 事前にミスになり得るものは

 出来るだけ排除して置くモノ じゃないですか✊✊✊

 って言うのです。


 例えばですけれど 4輪車でレースをするのに

 タイヤ圧は 揃えておく方が良いでしょうね。


 じゃあ アマチュアが普通に街中で運転するのに

 4本のタイヤ圧は 『アマチュア』だから

 バラバラでも良いんでしょうか❓


 どこか 極端に空気圧が低いとか、高いとかで

 ハンドルを取られたり、滑ったり しないよう

 アマチュアだからこそ、事前に気遣って置くべき

 なのではないでしょうか❓


 プロドライバーであれば、ハンドルの感触とかで

 あれ アソコのタイヤ空気少ないぞ とか

 ってわかると思うので、事前に対処できると思いますが、

 普通のドライバーだと 事故った後でわかる

 ってことになりますから。」


質問「そう思います。」


店長「そういうセッティング、流れの無い

 セッティング と呼べない組み付け にしてしまったら

 〇〇社の△△シャフトって銘柄も

 ◇◇社の▽▽ヘッドの銘柄も 意味を成さない、

 性能が分からない状態になってしまいます。


 先ほどのセッティング 数字のランダムな奴ですが

 言葉では 少し大袈裟な、極端な って言いましたが、

 あの位 セッティングがめちゃめちゃなアイアン『セット』

 は本当に頻繁に見かけます


 規則性のある 数値の流れ を見るのは

 かなり稀で 年に数セット 見るか、どうか です。


 あまり言いたくは無いのですが、

 そういうセットを気にせず使っている方が

「〇〇社の◇◇シャフトは 合わないんだよねー」

 って 言われても

 首を傾げたくなる訳ですよ…。」

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