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シャフト選びの落とし穴

質問「今日はクラブ…の相談なのですが。。。」


店長「😊ゴルフショップですからね😊 どうしました❓」


質問「友人の話しなのですが…


 PWまでの アイアンセットを『造った』そうです。

 それは とても気に入ったらしく…。


 その延長線上でウエッジを 造った。。。のですが、

 アイアンまでのグラファイトシャフトが 70g台の

 某シャフトメーカーの 〇〇70 みたいな奴で

 ウエッジのシャフトは『重い』方が良いんじゃないか… と

 同じメーカーの 同じ機種名の

 70では無く 👉90にしたそうなんです。」


店長「🙄よくある話し。。。ですが、 まさか…😧」


質問「そう。。。 同じ機種の 少し重いシャフト にしたら

 ウエッジがまるでうまく行かない、当たらない程

 違うそうなんです。」


店長「めっちゃ よくある話し…ですね。

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 では 解説致しましょう。


 ✋まず グラファイトシャフト と スチールシャフトの話し から。

 多くの方は スチールシャフトの方が硬く

 グラファイト・カーボンシャフトの方が柔らかい

 と思っていますが、まず、ココが大きな大きな間違い です。」


質問「違うんです❓」


店長「はい✋ 全然、違います。

 正確に説明しますと


👉スチールシャフトは 強度が低い・復元性が低い、剛性が低い ので

 シャフト自体を硬いシャフトに維持しておかないと

 壊れてしまう、歪んだ状態を復元する能力が低いので

 歪んだ状態になり難い・歪まない硬さ でないと

 製品として成り立たない ので 硬いシャフトしか流通していません


 一方、👉グラファイト・カーボンシャフトは

 スチールシャフトに比べると 造り次第ではありますが、

 強度では2倍以上、復元性、剛性では4倍近く『強い』ので

 柔らかいシャフト、振動数で言うと

 低い数値のモノを造っても 壊れません。

 シャフトが歪んでも 復元する、製品として形を保てるので

 柔らかいシャフトを流通させるコトが可能です。

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 数値として高い~硬いモノを造ることも簡単ですが、

 ある意味、シャフトの住み分け と言う形で

 スチール素材では 造り得ない トコロをカバーしている

 と考えて良いと思います。


 例えば…ですが、 38インチのアイアン(#5) で

 SR位の硬さ  スチールシャフトでは 振動数310~320cpm

 なのですが、 グラファイト・カーボンであれば

 振動数 150cpmでも、200cpmでも作ることが出来ます。

 仮に スチールシャフトで 振動数 200cpm があるとすると

 ボールを打つ前の テークアウェイの時点で

 シャフトが折れ曲がり、元の形に戻らず、

 場合によっては折れて、飛んで行ってしまいます。


 また ごく一般的な成人男性の打つチカラ、距離で

 発生するインパクト時の加圧、ボールの重さ を

 クラブを機械的に固定した状態で

 🥎ボールの方をフェースに当ててテストする と

 おそらく 一球で 歪むか、折れてしまいます。

 👉それほど 強度が違うのです。」

 
 
 

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